2017.02.04更新

インフルエンザが大流行しています。
予防法としては、うがいと手洗いの徹底が言われていますが、皆様にはそれに加えて歯磨きの徹底もしていただきたいと思います。

お口の中にはもともといくつかの細菌があります。歯磨きできれいな状態を保てないと、この細菌の数が増えてきます。それによって虫歯が進行したり、歯周病になったりしやすくなります。よく虫歯菌とか歯周病菌という言葉を耳にしますが、正しくは口腔常在菌と言って、もともとお口の中にある細菌なのです。数が増えてくると悪さをするだけなのです。

さらに最近の研究では、お口の中をきれいにしている高齢者の方と、あまりきれいに保てていたい高齢者の方では、インフルエンザにかかる率が2倍近く違ったという報告もあります。

ですから、歯磨きする事は、ただ食べ物のカスを取り除くというだけではなく、健康にも大きく貢献できるという事なのです。

歯並びやお口の中の状態は一人一人違います。その方その方にあった歯磨きの仕方がありますので、わからない事がありましたら、ご遠慮なくスタッフにお尋ね下さい。

さて、2/4(土曜日)は院長が歯科医師会出席の為、午後が休診になります。ご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承の程をお願い申し上げます。

投稿者: しのやま歯科医院

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